2009年12月08日
札幌市で、新しいタイプのボイランティアがスタート!
会員制で有償の助け合いを主旨としたボランティアが始ったという
ことです。
これは、札幌市が進める、社会的課題解決推進事業の一環として
始ったもので、「日常生活支援のたすけ愛 ふくろう」と言う
呼称の事業なんですね。
これは、ボランティアをしたいと考えている方と、手助けを必要と
する人がそれぞれ会員となって、コーディネーターさんが間に入り
両方をマッチングするという方法ということです。
手助けをしてほしい、手助けが必要と言う方は、前もって専用の
チケットを購入しておき、手助けサービスを受けたらその分の
チケットをボランティアの人に渡します。
ボランティアの人はそれを後で事務局に提出して清算してもらうという
システムです。
札幌市から、委託を受けた、NPO法人の「ホームヘルパー ノア」が
以前から、このための準備を進めていたということで、協力員を募集
対応が可能な人員が揃ったということで、この度、いよいよ事業の
スタートと言うことになったということです。
介護保険のサービスを受けることが出来ないとか、今日は体調が悪い
から買物だけでもしてほしい、あるいは大掃除やごみ出しを手伝って
欲しいなどという毎日の生活の中のちょっとした手伝って欲しいという
ようなことの相談に応じてくれるということで、今後利用者は増えると
思いますね。
自分の生活の中で、協力員というボランティアの人を的確に繋ぐことで
助け合いを進めて、地域のあたたかい関係づくりにつなげて行く事を
大きな目標にしているということです。
このサービスを受けるときに渡されるチケットは1時間で700円のチケット
ということですが、500円が協力員、ボランティアの人に支払われる謝礼で、
200円が事務局の運営費として使われるということです。
今回のサービスの出発は「厚別区」と「清田区」の一部(北野・平岡)の
地域限定サービスということですが、札幌市は全市に広げたいと考えて
いるということです。
しかし、このシステムは、今の日本全体が求めている部分も沢山有るようです。
ホームヘルパーの資格を持っていても、自分のライフスタイルに合わせて
介護の仕事をすることが出来ないという方も多いんですね。
でも、折角持っている、ホームヘルパーと言う資格を使わないのはとても
もったいないですね。
少しでも、収入になり、少しでも手助けを必要とする方の力になれるのは
とても意義のあることだと思いますね。
今後、このようなスタイルの介護サポートシステムが全国的に広がって
行くような気もしますし、そうなって欲しいなとも思います。
Posted by アレックス at 01:15
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